マスクプロトコルVer0.1

youtubeでアイドルがエロい服でナンパ待ちをしたらどうなるか、という動画を見た。 確かにエロい服ではあるが、マスクをしているので、ナンパやスカウトの人たちは判断が難しいのではないかと心配になる。顔が見えないからだ。 テレビでも職場でもスーパーで…

意思と表象としてのマスク

緊急事態宣言が解除され再開されたキャバクラで女性従業員全員がマスク着用して接客するという記事を読んだ。それはもはやキャバクラではないのではないかと思う。 キャバクラでは客だけでなく女性従業員もアルコール入り水分を摂取する。飲むときはマスクを…

集合住宅におけるコロナ孤独死によるウイルス感染の影響

「朝異変なく 夜死亡で発見 自宅療養の57歳男性 新型コロナ」 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200502/k10012415441000.html という記事が流れた。数日以上前から発熱が続きコロナ検査してもらえず自宅療養中の50代の夫を朝に嫁が確認したところ問題な…

暗夜行路の主人公。近代の知識人の苦悩の象徴。現代人にはこの種の苦悩は無いように見えてもっと深まっている。そしてこの後謙作が辿る運命は、知識人としての宿命として良いパターンになっている。 謙作は二階に火を入れさして、久しぶりで机に向かった。彼…

夜中に部屋で恋愛小説を読みながら、妻のことを思う。妻のことを想って、何度も失恋したみたいな気分になる。 ラスコーリニコフみたいに地面に頭も手も投げ出して、すべてを彼女に委ねて、自分の存在を消し去ってしまいたい一歩手前くらいまで来ている気がす…

http://googleprojectzero.blogspot.jp/2015/06/what-is-good-memory-corruption.html この記事すごい

東京プリズンと英語

少し前に日本マイクロソフトのde:code 2015というイベントに参加した。キーノートの一部は白人の英語で、会場には同時通訳機が配布されていて、皆が日本語翻訳の音漏れで迷惑だった。 キーノートの英語というのは、言う人もうまいし、シンプルにしてるのでと…

sizeofは先進的すぎる

Hacker News経由。sizeofの不思議な挙動が話題になっていた。 Humans should think of sizeof() as a function, says Linus Torvalds (lkml.org)でもsizeofを関数として扱えというのも微妙で、ちゃんとoperatorとして扱うのが正解じゃないかな。 sizeof oper…

自分の書いた過去の記事を読むとなんとも恥ずかしいものだけど、恥ずかしさを我慢してみれば気づくことがある。それは記事に何の普遍性も広汎性も無くて凡庸チンパンジーということだ。でもその記事がもはや誰のために書かれたものでもなくて、自分のためだ…

病院の待合で老人たちの末席に連なったおかげで驚くほど読書がはかどった。「行人」を読了した。漱石はむしろ「こころ」に「行人」とつけるべきだったし、「こころ」の方がよっぽど「行人」だろうと思う。 「行人」の白眉はこの一文であろう。 「噫々(ああ…

娘が絵をくれた。家族の絵だった。私の絵だった。その絵を壁に立てかけておいた。 今ふとその絵を見た。私はその絵の中の中心だった。一番大きな表面積を与えられている。その意味を考えずにおれない。

なぜ性を売るのがダメなのか

http://togetter.com/li/567130 性を売るのはおおいに結構だが売り方に問題がある。普通商品というのは規格化されているものだ。どこの店に行っても入手可能だ。しかし性を売っている女性というのは不特定多数を相手にしていない。特定の狭い範囲の人間にだ…

庄司薫が面白い

http://www.youtube.com/watch?v=lXs96toe-B8 アメーバの社員達が踊っている映像を見てとても大切なことを教えられた気がする。彼らと庄司薫と取り巻きのライフスタイルは酷似しているのではあるまいか。

頑張っている人間は不潔だ

「何事かに捉われて生きれば、時の経つのは早い。捉われずに生きる決意をするのに、早すぎることはない。詩仙堂の時はしずかに流れた。時がしずかに流れるということ……世の中と折り合って生きる代りに、自分と折り合って生きるということじゃ」 三題噺 詩仙…

現代はプログラマの時代か

「おれはもうあきらめちゃったんだ。どう言ったらいいか分からないんだけれどね。要するにおれなんてのは資格がないらしいんだ。つまりね、おかしなたとえだけれど、いまや一つには中島みたいなやつらの時代らしいんだよ。つまり田舎から東京に出てきて、い…

漱石先生の鋭い指摘

「して見ると二十世紀の人間は自分と縁の遠い昔の人をidolizeするよりも自分と時を同じくする人を尊敬する、または尊敬し得るようになったのである。 この傾向を極端へ持って行くと自己崇拝ということである。(Individualism, egoism) (否? むしろ我々はego…

記憶の統廃合

今日xkm走ったという記録をつける。明日もつける。しかしもしマラソン大会に出場したならば、今日走ったなどという記録をつける必要はなくなる。それまでの過去の記録は全て無意味となる。 一年間つけつづけたジョギングログは、たった一度の大して成果の残…

ブッダ

先々週は車のドアを開けるときにドアの角が目の上をえぐっていっぱい出血した。ただでさえ薄いのを気にしている眉毛が皮膚ごと減ってしまい鬱状態に陥った。 さっき支柱が折れた扇風機を拾おうと指を伸ばしたら回転に巻き込まれてあたりに血しぶきが散った。…

坂の途中でばあさんが自転車ごと転倒している所に数人の補助者がたむろっていた。補助者の救急車を呼ぼうかという問いかけにもばあさんは大丈夫というばかり。といって放置して帰るのも気が引けるらしく補助他たちもたちんぼになっていた。 どうもばあさんは…

一つ二つと数え抽象化することで数学の無限の世界が始まる。 男女を抽象化するとトイレの入り口のあたりの記号になるのだろうか。この抽象化にはとても世界が始まる感じがしない。 抽象化できない世界で無限を扱うにはどうすればよいのか。その世界で何かを…

「かわいいね」と言われることが何をもたらすのか。可愛いと言われる女性は可愛いけれど初めから可愛かったのだろうか?初めから可愛かったのだろう。でもその可愛さは萌芽だったはずで、人から可愛いと言われたことによって、その特性をもっと伸ばそうとい…

「職業としてのAV女優」という本が出ているという記事。これは読んでみたい。 人格障害など深刻な症状を抱えている女性の多くは、親が似たような症状を持つ遺伝だったり性的虐待を受けている。桜一菜も機能不全家庭で育ち、AV女優になる前から自殺未遂を繰り…

娘がボールをキャッチできるようになった。観察していると確かにできていて、しかもよそ見をしつキャッチできていた。感慨深い。ノルウェーで70人以上殺した犯人が、ノルウェーでは死刑がなく最高刑でも懲役21年という縛りのせいで、理不尽に罪が軽いという…

新しいものに飽きたと思う。 例えばこんな話が聞かれる。結婚して子供が出来てしまうと、女性との新しい出会いにときめかなくなると。合コンだとかに誘われても面倒くさいだけだと。ある既婚男性は逆ナンパをされたけれどネットゲームを優先したという話も聞…

雑誌「世界」で「絞首刑は残虐か」という記事を読んだ。 国際的に非難されつつも日本では未だに絞首刑を死刑囚に執行していて、法律的には公務員に残虐な手法での死刑執行を禁じているけれど過去の判例では絞首刑は残虐ではないということになっていて、判例…

ニンジャになりたい

とても良い詩を見つけたのでメモ。 ワンルームラビット ハル☆N52G81EhBT6★NcpOpYdoYc_BmG [ @yuu ] 1たす1は2 これ常識 海は青い これも常識 朝はおはよう これも常識それはあなたたちの常識コモンセンスは意味ないのわたしのこの世界では意味がない 一部…

「兵士は勝利を求めて神に祈るが、敵もまた解放を求めて祈っていて、おたがいまったく同じ神に似たような祈りを捧げていることにはあまり気づかない。」13時間前の未来 リチャード・ドイッチこの世に神様はいないと誰もが思っている。どんな祈りも宛先不明の…

トーキョー出張から帰宅したら作業部屋にクーラーが取り付けされていた。4ヶ月ぶりのトーキョーは以前とは何かしら変わったように見える。居酒屋で同僚と飲んでいるときに地震がありシブヤでの揺れがフラッシュバックしてサケがまずくなった。トーキョーの地…

久しぶりに小説を読んだ。「狐火の家」貴志祐介。小説を読むというのはすごいことで、ようやく日常の一部が回復した気がする。電子書籍もハードディスクに復元しつつあるので早いとこライブラリを復旧したい。タランチュラの皮膚をはぎ取ってより強力な毒を…