2011-03-30

福島県「地産地消」で野菜の安全性アピールへ
野菜などに付着したレベルでは放射能の毒性が急性症状として現れない以上、自分たちで食べてるから安全というのは信用に値しない。食物からの内部被曝の影響が出るのは何年先か不明であって、後々ガンになりますとか将来の子供が奇形児になりますとか子孫の発ガン率上昇とか、晩発性というキーワードが流布した今となっては、放射能汚染食品を日常摂取した福島県民たちが二十年後に子孫も含めてどうなったかを評価しないと安全性など確認できない。福島原発は今後も数年に渡って放射能をまき散らすことが確定しており、現時点で仮に安全だとしても全く意味がない。むしろ福島県の農業には早期に全滅してもらわないと困る。風評被害であるとか、かわいそうだとか、そのようなことは関係ないのである。彼らの被害は全額国が補償すればよい話であって、感情論で汚染食物を国内に流通させれば二次災害が拡大するばかりだ。このような状況になっても福島にとどまるという選択をしているのが間違いなのであって、住む場所を捨てて移民になればいいのであって、まったく同情の余地がない。土壌が放射能で汚染された時点で、もうその土地は捨てるしかないのである。今国に求められているのは、真実を伝えることだ。追加でどの県が消えるかは不明だが、福島県は確実に消滅したのである。県まるごとを隔離しないと日本国民の安全は脅かされるばかりである。野菜だけじゃない。人も含めてあらゆる福島に関わる流通を今すぐ止めるべきなのだ。
もし福島の農業が全滅しなかった場合、悪徳業者が良心を装って安く買いたたいて加工食品に混ぜ込んだり産地偽装して売り抜けるようなことが大量に発生するだろう。石原バカ都知事のように得票のために偽善でもって福島野菜を東京で引き受けるなどということも頻発するだろう。私は幼い子供を持つ父親の一人として声を強くしたい。福島は即刻廃県すべきだ。住民は強制移動させあらゆる産業を消去すべきだ。今やっておかないと取り返しのつかないことになる。
放射能災害に人の絆なんか通用しない。むしろ人の優しさやつながりこそ害悪となりうるのが放射能災害なのだ。今日本のいたるところで、放射能の影響がまだ及んでいない地域において、ミネラルウォーターが品不足になっている。日本人の優しさが、被災地や東京へ水を送らせたのだ。その結果どうなったか。クリーンな水が自分たちの元から消え失せ、次に入荷する水はすでに放射能汚染済みである。被災地や東京はすでに放射能まみれであって、水だけをクリーンにしたところでまったく意味がないほど大量に放射能を取り込んでいるのである。今更水道水に放射能が混じってようが関係ないのである。本来不要な人たちにクリーンな水が潤沢にあり、まだ汚染されていない地域の人々に汚染水が届く。子供がいる家庭なんか水を被災地へ送るんじゃなかったと今更後悔しても遅い。現時点で汚染されていない地域も汚染は時間の問題であって、しかしもうクリーンな水はないのである。全部被災地へ送ってしまったのだ。西日本が東日本を切り捨てる覚悟で臨んでいればよかったかもしれない。このままでは共倒れである。