英語の記事をいちいち日本語に訳すんじゃないゴミども

技術英語というのはそれ一つでジャンルである。特徴があって、中学生程度の英語力でもほとんどが訳すことができる。技術英語を嫌がる理由というのは、単に英語耐久力が低いに過ぎない。
国内の技術情報はゴミしかないので、自然に英語の情報を当たることが多くなるはずだが、未だにはてなブックマークに載るのは英語のソースでなくその日本語訳のページが圧倒的である。私は以前から理解できないこととして、中学生にも出来ることをいい大人が得意がって必死に作業して、いちいち英語情報を日本語でお届けるするというのは、どういう心理構造なのだろうか。まったくの無駄で不毛であって、近いうちハゲるぞとしかいえない。
英語技術情報を日本語に訳すのは、二重の意味でアホである。訳す側からすれば、そんなことをしても所詮中学生英語なので英語力の向上には結びつかず、中学生英語を日本語に訳すという作業によって、日本語力まで低下しかねない。そして翻訳というのは膨大に時間がかかる。何しろテキストまるまるを再構築するわけだから。そうして知的にも時間としても無駄なことを積み重ねることが、一体技術者に何の寄与があるかはなはだ不透明である。訳された記事を読む側にとっても有害このうえない。誤訳されている可能性もあるし、訳のせいで中学生レベルの文章が小学生レベルになっているかもしれない。そもそも英語を読むという貴重な訓練の礎になるはずだったものが、しょうもない日本語情報を読むことで雲散霧消してしまう。翻訳が氾濫することで、技術者の向上心も機会も大変そがれている。くだらない日本語に訳された情報でみんな済ませてしまう。googleで検索言語を日本語優先にしているアホな日本人のなんと多いことか。技術情報を検索するときは英語オンリーにしておけばよいのである。
日本人は日本語などさっさと捨てて英語に走らなければならないと「日本語が亡びるとき」で警告されたのは何年前だったか。未だに日本語で技術を扱おうとする輩が残存しているのは、憂慮を超えて暗澹としている。日本語を扱うのは文学やエッセイを書くときだけで充分なはずだしそれ以外に使い道などないはずだ。
ネットの毛の少ない技術者たちにぜひとも知っていただきたいのは、英語技術情報の記事をいちいち日本語に訳すというくだらないことに心血注ぐ暇があったら頭皮のケアをしろということだ。技術なんかより髪の毛の方がよっぽど大事だと一日もはやく気付くことをおススメする。
そもそも、翻訳されたものではない日本語で書かれた技術情報記事も一刻も早く消滅すべきである。日本語で書かれた技術記事など一片の価値もない。我々は努力すべきなのだ。少しでも多く日本語をネットから消すための努力こそが、求められているのだ。
もし翻訳に意義があるとするなら、それもまた文学に限定される。ニンジャスレイヤーのような革命的翻訳を成すことのみ光がある。英語記事を日本語にいちいち訳している奴らは恥を知れ。