内田樹氏がすごいいいことを書いていた

そのときに、この世には「知識」として習得されるためにではなく、「知識を習得するための装置そのものを改変させるため」に読まれる書物が存在することを知った。

そうそうこれなんだよとにやつく。装置を変えるのに何が手っ取り早いかといえば言語力の強化だ。普段使っている言葉とは違う体系の言語を習得するのが効果が大きい。数学もプログラミングも哲学もそういうことだ。ひとつの言語体系しか扱えないものは脳内に何かが生まれても通常言語世界にまっすぐ落ちていくだけで鶏と同じでコケコッコーしか言えない。これが多世界所有者だとパチンコで玉がどこに入るかわからないように可能性に満ち溢れている。
twitterではみんなが主役ですなどと共産主義みたいなことを言っている奴がいたが主役がコケコッコーしかしゃべらない物語など生み出す価値も読む意味もない。今インターネットに必要なのは屠殺部隊でありそれを従えた第二のヒトラーだ。