諸君、IT業界は死んだ

この記事は素晴らしい。「【不況】 IT業界がヤバい エンジニア「マジで仕事がない。」」http://blog.livedoor.jp/ba_ro_www/archives/51326577.html。嘘や誇張でなく真実である。これを書いたのは私か?とさえ思えるほどだ。さあどうする?特に私のような「でもしかプログラマ」は大変である。先輩たちは持ち家を買ってしまっているぞ。さあ大変だ。ところで今日はずいぶん早く帰宅した。9時前だったか。仕事が終わったのではない。リーダーからこんな話が来たからだ。なんでも私が残業ブラックリストなるものに堂々のランクインをしたらしい。一週間に一度のNO残業デイや給料日の残業禁止令の無視。休日出勤等々の結果、おえらい人の目にとまってしまったようだ。さてさて困ったものである。私が残業まみれになってチームでダントツの残業をしているのは何故なのか。そこのところを考えてもらいたいものである。最近愚痴ばかりで私もうんざりである。何度も書いたが、今のチームメンバーは能力的にカスである。技術知識もないしせいぜい日本語が話せるくらいしかとりえはない。お客さんはこっちをチームだと思ってるから、チームの各人向けに課題や成果物を要求する。当然である。さてここで問題がある。彼らはそれを自分ひとりの力では解決出来ないのである。少しでも技術的な壁があるとあら不思議。彼らの進捗はぴたりと止まる。もう面白いくらい。そんなことも出来ないんですかぷぷぷである。そしてデッドラインは迫り来る。結局私がやるしかないのだ。私はそもそも最初から難易度の一番高いところを担当しているから当然作業量も多い。ただでさえ大変なのに4人分の仕事をいちいち面倒見ているわけである。そんなん規定時間内に終わるわけがない。私の負荷が高すぎるなら他のメンバーに割り振ればよい?いやいや彼らには出来ないんです。彼らの書くコードを見たことがありますか?任せられません。彼らにバグ解析をさせたことがありますか?100年経っても終わりません。必然的に私の残業が増える。そしておえらいさんの見る数字的には、チームの中で私だけが飛びぬけて残業していて無能に見えるという次第である。笑い転げるしかない。さらにおもしろいのはリーダーである。先週一週間どころか今週もだが、私の作業時間の大半がそいつのバグ解析に消えたわけである。ようやくそのタコのバグが消え、私のコンポーネントが動き出したと思ったら、「残業多すぎなんで今日はなんとか帰って下さい」である。私はあいた口が自分から閉じるのを待つしかなかった。心から望む。私は私よりも優秀な人間の下で働きたい。私よりも優秀なチームメンバーと共に働きたい。ニーチェもいっている。与えるばかりでは疲れてしまうのである。もしそれが叶わないなら、せめて邪魔しないで欲しい。どうせ何も出来ないんだから黙って座って給料もらってて下さい。今のオフィスには100人くらいいるようだが、私よりも優秀な人間はたった一人しかいない。業務内容が違いすぎてお近づきにはなれないのが残念である。どいつもこいつもゴミばかりで話にならないな世の中ままならんなほんと、と思うしかないのか。もっとたくさん勉強してさっさと底辺から抜け出してやるぞっと力こぶしを握る夜であった。