終電

残業をしていると遠くの島からのテスターどもの嬌声に苛立ちがつのる。お前らは小学生のサルか。所詮やつらはもの作りの責任を一切負わない気楽なゲームのような感覚なのだろう。なんと楽なのだろう。何の専門知識も技術も持たずへらへらと手先を動かしていれば金がもらえるのである。生きていることに何の責任も伴わない人間。蛇口の下で口を開けているだけのコップ。満たされれば終わりである。ニーチェは血で書かれたものだけを認めるとか言っていたが、世の中血も汗も流さない不感症のような人間のなんと多いことか。私は口だけを動かす人間を軽蔑する。自らの意思を書かずに口をあけて携帯ゲームを眺めている人間はカスである。半分奇跡的に進捗を改善出来た。幸運としかいいようがない。俺のコンポーネントにバグがいくつか来たが他責ばかりだった。ついている。