酔っ払いことり博士

KotoriKoTorikoさんと話しているときは、もう熱で意識朦朧としてて、記憶が正確かどうか正直不安です。でも書きます。彼も相当な暇人である。何しろ夜中に会って朝方までぶらぶらしながらだらだら会話してたわけだから。京都駅の前のベンチに座って待ってたら横からいきなりニヤニヤしたひょろっとした若者が現れた。内心すごくおもしろかった。だって僕の想像してた通りの人だったから。失礼な意味じゃないので誤解なきよう。できるなら僕と顔を取り替えて欲しい。知的なマッドドクターって感じで、僕もああいう風貌だったら図書館で朝から晩まで勉強できるのに。研究者って感じでめがねが似合ってるよ旦那。彼から聞いた話をつらつらと。あれ?ちゃんと聞いたよね?ブログに書いてもいいですかって。うん、あんまり記憶が定かじゃないけど聞いたような気がする。おーけーだったはずだ。なので無修正で書く。彼は無職で残金2万円だと言った。いきなりインパクトありすぎである。家賃は払ってるので大丈夫だそうだ。全然大丈夫じゃないと思う。そして終始笑顔だった。もう完全に酔っ払っておられた。会ってすぐにこんなことをおっしゃられた。「もっとひどい顔かと思ったけど思ったよりふつー」。おいちょっと待て、そんなこと言われても、ちっともうれしくないんですが…。京都にも結構治安が悪いところがあるらしい。京都は料理がまずいらしい。魚が特にだめだそうだ。彼は結構自分で料理するそうだ。すげぇ。高知のタタキをすごく食べたがっていた。僕がタタキ大嫌いというと好き嫌い多いよねといわれた。あれは好き嫌い別れる料理だから…。大学を8年かかって出られたそうだ。牢名主というやつですね。かっくいい!昔はプリンタのインクを注射器で補充したりしていて、その作業中にあやまってインクを部屋中に撒き散らしてしまって、数万もするなんたら全集という本が台無しになったそうだ。もったいない。プログラミングと西洋の哲学は考え方が似ているとか、女性は優しい男性ならちゃんと相手にしてもらえるとか、朝鮮のスーパープログラマと知り合いでその人最近行方不明だとかビール大好きでここにくるまでに1リットル飲んできたとか結構頭おかしいよねとか言われた。失礼な!あと、歩きすぎだそうだ。そんなことを続けてたら、寿命が数年は縮まると言われた。確かに体壊れないのが不思議です。虫歯を治療せずに放置してきた話をしたら、モルモン教徒の話をしてくれた。彼らは放浪の習慣があって、その旅出の前には、必ずおやしらずを抜くそうだ。虫歯になると大変だから。僕も抜いとけばよかった。くそ、あのやぶ医者め。あと、前いた職場は自分以外全員元犯罪者だったとか言ってた。で、本をもらった。今読んでるけどめちゃくちゃおもしろい!ありがとうございます!まじありがとうございます!あとライターとタコ糸をくれた。なんに使うのでしょうか…。酒もめちゃくちゃ飲むけどヘビースモーカーでもあった。僕と話してる間も、僕に気をつかいながらすぱすぱ何本も吸ってた。プログラミングとかにまで教養の根が広がってる人で、会話の途中で彼からUNIXがああだこうだというのが出たときは僕は恍惚としていた。彼は社会学が専門のフィールドのようだ。日本の社会学は評価が低いらしい。やっぱ日本語の壁があるからかな。それとも…。神戸の友人の心酔している教授のメインの研究テーマが、「関西と関東のトイレットペーパーの差」らしいが、なるほどうなずける話である。とにかく得たいの知れない人だった。どれだけ知識が深いのだろう。できるだけたくさんのことを吸収したい。明日彼と飲む約束をした。彼と会った後どっかで飲もうとぶらぶら探索したけどどこも開いてなかった。彼とはローソンで一緒にコーヒー飲んだり、つまみとビールとウイスキー買って飲んだりした。つまみとかお菓子とかコインロッカーとかいろいろ金を出してくれた。ありがとう!僕がチョコレート買ってつまみにしようとしたら、ビールとじゃあわないからとウイスキーをすすめてくれた。確かにチョコとウイスキーはあいました。しらゆりさんのおかげでお酒に対する耐性がついたので、普通にウイスキーもいけた。他にも、京都は、観光名所とかよりも、普通の町中の小道とかがいいらしい。地面の下を水が流れている通りがあって、そこを自転車で通るのがすごくいいとか意味のわからないことを言っていた。九州の方の出身だと言っていたような。とにかく、朝の5時半ぐらいだったかな。そのくらいまでずっと話してた。わざわざ会いに来てくれてありがとうございます。明日、楽しみにしてます。素面で来てくださいね…。