BackSpaceを共有しろ

twitterは人々の編集単位を細切れにした。思いついたワンセンテンスを瞬時にネットの向こう側と共有できる。でもまだ共有していないものがある。文章を書く過程だ。
例えば私は今はてなの編集画面で文章を書いているが、ここで何を書こうとBackSpaceキーで間違いや不適切な表現を削除しようと、それはネットには公開されない。保存ボタンを押してようやく文章がネットに反映される。
保存ボタンを押すのは一つのテーマについて書き終わった時点だから文章を書き始めてからだいぶ時間が経過している。これがtwitterなら保存ボタンを押すのは一つのテーマではなく一つの思いつきになる。それはリアルタイム性をひきだすことに貢献して、文章がより熱を持つようになった。チャットにちかいリアルタイム性に惹かれて多くのユーザを獲得した。だったらもう思いつき単位どころかキーボードの1打鍵を公開単位にしちゃえばいいのだ。つまり保存ボタンはいらない。著者がキーボードを押下する度にネットに即座に反映される。文章を打ち間違ってBackSpaceを押すところも全て公開させる。これこそ本当のリアルタイムだ。そうなったらdan kogaiなんか記事を書いてる途中から読者に誤字を指摘されることだろう。そうなるともっと面白くなると思うのだが。