退路を断つことの重要性

神戸のダチのところで読んだ東野圭吾の「容疑者Xの献身」に関してネタバレを含みます。
このミステリーの内容を簡単に説明。非モテのとある中年数学教師が、殺人を犯してしまった一人の女性を救おうとする話です。その女性はその非モテにはなんの関心もありません。中年教師の一方的な片思いです。彼は女性を救うため、事件の隠匿に協力するのですが、いずれは警察にすべてをばらしてしまうかもしれないと思っていました。だって女性はなんら関心をもってくれないのだから、自分の気持ちが揺らぐ可能性がある。なので、彼は女性をかばうために、自らも殺人を犯してしまう道を選びました。それをトリックに利用したのです。つまり退路を断ったのです。
何事か大きなことをしようというときは、退路を塞いでしまうことも有用なのです。背水の陣というやつです。
何度もいいますが僕は凡才です。えらそうに記事書いてますが自分の能力くらいわかります。何の能力もないしむしろ一般人よりかなりいろいろな部分が劣っています。でもだめなんです。凡才では僕の夢は叶えられません。僕は天才になる必要があるのです。だからショック療法やってるんです。だめもとで。だからすでに自分の本名を明かしています。でもこれだけではやはり弱いですね。もういいです。顔もさらします。ただ、笑うなよ。いや、笑ってもいいけど心の中で笑ってね。