話にならない

本とギターを往復してちょこちょこ練習しているのにまるで音が出ない。で、また弟呼んで聞いてみたら、指はちゃんと立てなさいだそうだ。音がちゃんと出ないのは指を寝かせて弾いてたのが原因みたい。だってそうしなきゃ届かないんだもの。んでフレットとフレットの間の所は触れちゃだめで、ちょっとでも指が他の弦に触れれば音はでなくなるそうだ。指が短くて届かねぇよって聞いたら、親指をうまいこと軸にしていろいろとやりようがあると教えてくれた。俺よりも指の短い弟の友人は問題なくできてたらしい。むしろ指が短い方がぱぱっと指を切り替えられるから、速くて複雑な曲を弾きやすいそうだ。で、ついでだから背の高低について考察してみることにする。背については僕も昔から悩み続けてきた。いや、背だけでなく、僕は手や足が異常に小さい。足のサイズなんて24だぜ?小学校の高学年あたりから背はぐんぐん伸びて、なのに中学2年の少し手前あたりからぴたりと止まった。本当に突然止まった。で、思い当たる原因は当然あって、夜寝てなかった。新聞配達で入った給料でゲームソフトばっか買ってそればっか徹夜で毎日やってた。んで学校には遅刻して行くと。で、学校で机に突っ伏して寝るわけだ。そりゃ成長も止まるわな。別に体の成長なんかどうでもいいんだけど脳の成長については一時期真剣に後悔して眠れなかった時期がある。アウトプットってのは頭のトルク数と知識の掛け算だけど、僕はトルク数が異常に低い。確信を持って言えるけど頭が悪い。保健体育の授業で脳の成長について思春期のあたりにがんがん伸びるのでその頃の生活習慣は非常に大切ですなんてのを読んだときはもう目の前が真っ暗になった。そういうのは先に言え!ifなんて考えても仕方がない。でももし僕がちゃんとした普通の人間としてやっていってたなら、どうなってたんだろうと夢想することはよくある。ああ、背についてだが、いくら考えても背が高いことのメリットって駅弁がやりやすいくらいしか思いつかない。どうでもいいや。