もうだめぽ

病院行こうとしたら財布の中に免許証と保険証が入っていないことに気付いた。そしてなぜか小銭入れのところに小さなカギが入っていた。そういや高知駅のコインロッカーに安全のために移動してたんだよな。市役所に電話して保険証の即時発行を希望するとすぐにできるそうだが免許証が必要なようだ。鶏が先か卵が先かというやつか。終わった。今両足を視認しているんだがどうも相当やばそうな部分がいくつかある。左足の中指が爪の辺りも含めてひどい紫色になっている。両足の靴擦れの部分は一応かさぶたっぽくなってきているのでまだましか。右足にいたっては親指と小指以外の指の爪のところがなんか壊死しているような色になってる。旅の途中足の裏も痛かったんだがそれよりも指先が痛かったんだよな。それもこれも俺のミスなんだが、俺はてっきり新しい靴ほど耐久性も高くて歩き旅には適しているだろうと思い込んでいたんだが、それって最悪の選択だったらしい。初日の夕暮れ時に寄ったたこやき屋でおきゃくさんもまじえていろいろ話してたら、靴のことに話題が移ったんだけど、こういう旅のときに新品の下ろしたての靴を使うのは相当アホだったようだ。使い古した慣れた靴でするべきだったとさ。履き込んだ靴なら、自分の足の形にうまく合うように変形してくれてて、負担も少なくてすむけど、新品ならまだ靴底の形とかも全くなじんでいないから、あっというまに靴擦れやまめになっちゃうんだそうだ。人それぞれ歩き方には癖があるから、その癖になじんだ靴でないとひどいことになるらしい。知りませんでした。とほほ。そこのたこ焼き屋のおっちゃんによれば、数年前にお遍路さんがすぐ近くの公園で3,4日足の回復につとめていたときがあったらしい。足が一度だめになると、本当に回復にはそれくらいの日数が必要なようだ。次に旅を開始するときはもうちょっと対策をとっていこうと思う。さて、病院どうするか。保険証がないとその場で全額払わなきゃだめらしい。あとから保険証を持っていけばちゃんと返還されるらしいけど、もうそんな機会はないしな。車で高知駅まで取りにいこうか…