ふぁーあっ感じ

久しぶりにまともな睡眠がとれた。といっても6時間も寝てないが。そうそう、昨夜あった面白いことってのは雀荘からネカフェへ向かう道すがら起こった。夜中の人も疎らな繁華街の歩道を歩いていると、いきなり「兄ちゃん仕事あるんか」と声をかけられた。みてみたら50代くらいの白髪の龍の絵柄の入ったジャンバーを着たおっさんだった。まじ金玉縮みました。だってそいつどうみてもヤクザなんだもん。
で、僕は正直だけが取り柄なので、いえありませんと答えると、「土片せえへんか?」と言われた。他にも、「住むとこないんか?」とか、帰るとこないんか?」とか聞かれた。
で、結局は「工場で住み込みで働かんか?」というわけである。勘弁して〜!
僕はなんとかなります親切にどうもと言って逃げてきた。俺は泉あい氏じゃないんで体当たり取材などごめんである。
で、何が面白いかていうと、そのおっさんに声をかけられた時点で、俺は別に荷物を背負っていたわけでも、路上に寝ていたわけでもない。他の若者たちと同様にただ歩いていただけである。なのに、そういう人さらいの目には、僕は最近売り出し中のホームレスに映ったのだ。あんまりではないか。ねえしらゆりさん、俺はどっからどうみてもホームレスなんでしょうか?ただでさえ士気が落ちてるのにこんな仕打ちってあるかよ!これじゃまるで最前線の戦地へ死を覚悟しておもむいた戦士が、連れてきた慰安婦が実はオスだったといわんばかりである。雀荘ついた。もう俺はだめだろうな。繰り返すけどニートのみんなは社会なんて出ちゃだめだぞ!ろくなことないぞ!ニート適応障害じゃなくて適応なんだ。合わないんですこの社会には。

もうなにもかもいやになった

なんでこんなにアトピーが悪化してるの?麻雀は1万負けるし。麻雀プロとかネタだかんね。誰がやるかあほらしい。かといって旅を続けるのはもっとあほらしい。もうやめやめ。残金全部遊郭に注ぎ込んで家に帰ってニートに戻ろう。もう決めたかんね。くそくだらない旅でした。みなさんさようなら。

おのれおのれおのれ!

朝は開いてたネカフェが閉まってる。いいよ、ああ、いい、最高に気持ちいいよ。これを最後の記事にしようかと一瞬思っちゃったよ。ふう、はやく寝よう。そしてずっと夢を見るんだ。

ばいばいくそだめのようなこの世界

ホームレスたちは絶対に撮影しない主義だったけどもうどうでもいい。この人は箱の底に自分の体重を書いて、「カンパして下さい」という文字を並べて…。撮影した以上ちゃんとカンパしてやった。千円を「これどうぞ」と置くとうなだれていた頭をすごい勢いで持ち上げて千円に飛び付いた。「おお、ありがとう!」と結構元気そうな声だった。なんになるの?そうやって自分の存在を切り詰めてただ毎日を生き延びることになんの意味があるの?

街でメロディが奏でられて、その人を中心に人々の輪ができて、その場所はすごく暖かくて。

でも、この都会にはたくさんの人がいるのに、なんでこんなに冷たい?
隣りにいるホームレスが曲に合わせて体を揺すっている。
カメラを構えたり、手をリズムに合わせて叩いたり、電車の音は聞こえなくなって。

最後は笑顔で

彼女たちの最後の曲は「スマイル」だそうだ。これ以上は感情がもたない。もう行こう。
えっと、バンド名は「DROPARMY」だそうだ。隣りでスタッフがcd売ってたから買いたかったけど買っても聞けないしな。

マニュアル店員め

もう読んだって言ってるのにいちいち説明しやがってなんて融通がきかないんだ!なんで隣りがカップル席なんだよ!カップル席ってな、法令の関係上部屋のドアをオープンにしなきゃならんのだと!前通るとき中が見えちゃったじゃないか!