2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

連休の頭に、ロールチキンを買った。私はプラスチックパックを開け、直接それを食べようとしたが、味が濃くて、食べられなかった。数日後、ロールチキンは机の上に放置されていた。フタを閉めるのを忘れていたため、ソースがにこごりのように固まっていた。…

「ゴミ分別の異常な世界」という本を読んだ。かねてよりゴミを分別して捨てることに強い嫌悪を感じていたが一層その思いが強まった。この連休、妻が寝たきりになったこともあって食事が出前とスーパーの惣菜ばかり並んだ。いきおい私の部屋には食べ終わった…

「こんなに静かな誕生日はこれが最後だね」と妻に言われた。少し考えて腑に落ちる。私は自分で言うのもなんだが超クールである。精神状態の状態遷移は冷静と立腹の二つしかない。冷えてるかキレてるかどちらかである。来年からは賑やかな誕生日になるのだろ…

机の上に食パンを置いていると妻から賞味期限は大丈夫かと聞かれた。大丈夫でしょと適当にあしらうと妻は賞味期限を確認したようだ。「21日」と言った。21日、その日は私の26歳の誕生日である。食パンの寿命が尽き、新しい私の一年が始まる。命の輪廻とはか…

孤独というものについては誰もが一家言もつ。人間という生き物は、孤独との距離の取り方によって各々の存在が決まっているのだ。私は孤独をこの上なく愛する人間である。孤独を愛しているというよりは、むしろ必要に迫られてそうしている。孤独であることの…

私たちはいつも頂上へかろうじて辿りついている。普段は意識しないが、私たちの毎日は多くの成功の積み重ねである。そのことに気付かされるのは通勤の駅の改札で財布を家に忘れたことに気付いたときである。先日の私がそうだ。そんな朝は全てがむなしくなる…

昼飯から寿司である

サラリーマンの最高の贅沢のひとつにランチに寿司を選択することがいえる。寿司だけに高い。これを食べられるのは働いている証しである。そのはずだが、店内のまばらな客はスポーツ新聞を広げて昼間から酒を傾ける用済みのような男性たちだけである。昨日も…

そろそろ子供の名前を決めねばならないが、しかし、女の子の名前となると難しいもので、これというものが思い浮かばない。いつかは私とは苗字が違ってしまう子の名前を考えるというのも複雑な面持ちである。妻は自分の書いた小説の主人公の名前をつけるなど…