俺はなんとか相手の話題に合わせていく。さすがイケメンだけあってトークにきれがある。そうやって幾人もの女を…

荷物を置いて座りこんで並んで話す。なんども言うが俺の隣りにいるのは女じゃなくてイケメンだ。泣きたくなってくる。

車の乗り降りのときに一番重いリュックを持ってくれた。そうやって女を幾人も落としたんだな。さすがに板についてやがる。ぺぺぺぺ！

しばらくいくとようやく駅についた。はあ。イケメンと飯を食うなんて。俺が何か悪いことしたのかよ？俺は必死に造り笑顔で対応しているが、そろそろ殴ろうかと思い始めていた。

なんか寝られる場所まで乗せてくれるみたいだ。今度はイケメンとドライブかよ！なんで彼女の指定席に俺が座らなくてはならん？だがだるいので乗せてもらった。はあ。

消えた。これなら虫がこないから寝袋だけでよかったな。

もういいから供物置いてはやく帰れと思ったら、なんかこのイケメンどうやらコンロもってきたのは、俺と一緒にラーメン食うためらしい。よくみたらジュースもラーメンも二つずつある。くそが！全部置いてけよ！なんで俺がイケメンとラーメンすすらにゃならん…

その男の供物は、おどろくほど豪勢だった。俺がやった千円をはるかに超えていた。湿布に、なんか発泡スチロールの箱の中にジュースとバナナが冷やしてあった。あげく本までくれた。そして、大好物のガーナチョコレートにカロリーメイトに、インスタントラー…

さて、入るか。

中は虫が多いので、外で組み立ててから中へはめる。もちろん入口が狭過ぎて入らない。

男が車から取り出した俺への供物は、女には至らなかったが、それなりに俺を満足させた。虫がすごいのでテント張る。いったん停止

俺は正直目の前の男に殺意を抱いていた。供物も用意せず、イケメンな顔を堂々と見せつけるそいつが、悪魔の手下に見えた。

なにやら少し向こうに車を止めているらしい。いろいろ持ってきたと言った。まあ、女も用意してないみたいだし、せめてもらえるものはもらっておこうとしぶしぶついていった。

何がなにやらわからんうちに、その男との会話は進んでいった。はっきり言って、期待外れだった。俺はてっきり、俺専用の肉便器を用意してくれているか、さもなくば、すでにホテルに準備が整っておりますと笑顔で手を差し延べるか、実は私は一見男に見えるが…

夕方道路で寝そべって空見上げながら記事書いてたら、いきなり視界にお兄さんが飛び込んできた。［大丈夫ですか？］と聞かれた。大丈夫だったらこんなところで寝てるわけないだろう。で、次の彼の発言を聞いて後悔が溢れてきた。彼はこう言った。［ブログ読…

駅構内。何から書こうかしら。 とりあえずここ臭い。いや俺が臭い。

駅間に合うかしら

なんですか？潮ですか？そんな食材は手に入りません。

字が読める人はこんなとこ入りません

曇ってきた。今晩から降るみたい

やるしかないのか？

よけい痛くなった。 もう、だめかもしれません。

道聞いたおばちゃんにジュースもらった。しかもビッグサイズ！

通れない。俺をこけにしているのか？

飯食い過ぎてはらが痛い。キジを撃ちに行きたいがトイレがない

明日から雨ばっかだと教えてくれた。ただ瀬戸内の方へ抜ければましらしい。はあ。

さっきの店で客であとからきたおっちゃんにもらった。そのおっちゃんに面白い話聞いた。あと10キロで駅があるらしい。がんばらねば。

面白い話をしいれた。後で書く。日が暮れちまう。

ラーメン定食